<14日の注目銘柄>(2)=東建コーポ、KeePer、小林産など

▽東建コーポレーション <1766>
17年4月期の連結業績は、売上高3053億円(前期比7.6%増)、営業利益185億円(同40.4%増)。マイナス金利政策により住宅ローン金利が低水準で推移したことで新設住宅着工戸数が堅調に推移し、相続税の税制改正を背景に賃貸住宅建設に対する需要が増加する中、主力の「建設事業」は売上高1539億円(同8.7%増)、営業利益189億円(同35.5%増)と好調に推移。「不動産賃貸事業」も管理物件数の増加に伴って売上高は1485億円(同6.7%増)、営業利益71.7億円(同20.0%増)となり、連結営業利益は従来予想を36.9億円超過した。18年4月期は連結売上高3297億円(前期比8.0%増)、営業利益197億円(同6.7%増)を計画。
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▽KeePer 技研 <6036>
17年6月期の非連結業績予想を修正。売上高は従来の72億円から69.4億円(前期比5.4%増)に引き下げたが、粗利益率の高い製品の売上構成比が上昇していること、また、テレビCM費が当初の予定を1億円弱下回ることを主因に、営業利益は9億円から10億円(同22.7%増)に増額。同時に配当予想も、従来の期末一括の15円から17円に引き上げている。
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▽小林産業 <8077>
17年10月期第2四半期累計(16年11月-17年4月)の連結業績は、売上高101億3900万円(前年同期比4.5%増)、営業利益2億4800万円(同2.5倍)。売上高は概ね想定どおりだったが、主力の「鋲螺(びょうら)部門」で売上総利益率が想定を上回り、営業利益は従来予想を6800万円超過。これを踏まえ、会社側は通期の予想営業利益を従来の3億5000万円から4億4000万円(前期比32.1%増)に増額している。
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▽ユニー・ファミリーマートホールディングス <8028> 、ドンキホーテホールディングス<7532>
両社グループの業務提携に向けた検討を開始すると発表。ユニファミマはコンビニエンスストア事業と総合小売事業を主力とし、ドンキHDはディスカウントストアが主力。主力業態が異なることから競合関係が少なく、グループの垣根を越えて三業態それぞれの経営資源や独自の強み・ノウハウを活かした協業や相互補完効果が期待できると判断した。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄>(2)=東建コーポ、KeePer、小林産など
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2017-06-13 21:00