スポット金下げ止まり、小反発。

6月13日のスポット金は5日ぶり小反発、前日比0.6ドル高の1トロイオンス=1266.20ドルで引けた。米連邦準備理事会(FRB)は13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で今年2度目の利上げを実施するのはほぼ確実とみられているなか、金利の付かない金の売りが続いた。FOMC政策金利発表後FRB議長は会見する予定、利上げペースが予想より緩やかであればドルを圧迫し、ドル建ての金が買われやすい可能性がある。13日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は変わらず、867.00トンだった。
WTI原油先物は変わらず、1バレル=45.98ドルでで引けた。石油輸出国機構(OPEC)の月報を受けて売りが先行したものの、将来の需給改善が意識され次第に買いが優勢となった。OPECが13日公表した月報によると、加盟国の生産量は5月が前月から33万6000バレル増え、日量3214万バレルになった。協調減産が免除されているリビアやナイジェリアの大幅増産が押し上げたほか、OPEC最大の産油国サウジアラビアの減産も一服した。協調減産に伴う原油の需給引き締めの効果は限られるとの見方から先物には売りが広がった。(イメージ写真提供:123RF)
6月13日のスポット金は5日ぶり小反発、前日比0.6ドル高の1トロイオンス=1266.20ドルで引けた。米連邦準備理事会(FRB)は13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で今年2度目の利上げを実施するのはほぼ確実とみられているなか、金利の付かない金の売りが続いた。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-06-14 10:30