東建コーポが上場来高値、増額決算と豊富な受注残

 東建コーポレーション <1766> が大幅高で3日続伸。午前9時49分現在、前日比1410円(13.5%)高の1万1840円まで上昇。連日の年初来高値更新となると共に、04年4月に付けた上場来高値1万1400円を13年2カ月ぶりに更新した。     13日引け後に発表した17年4月期の連結業績は、売上高3053億円(前期比7.6%増)、営業利益185億円(同40.4%増)。マイナス金利政策により住宅ローン金利が低水準で推移したことで新設住宅着工戸数が堅調に推移し、相続税の税制改正を背景に賃貸住宅建設に対する需要が増加する中、主力の「建設事業」は売上高1539億円(同8.7%増)、営業利益189億円(同35.5%増)と好調に推移。「不動産賃貸事業」も管理物件数の増加に伴って売上高は1485億円(同6.7%増)、営業利益71.7億円(同20.0%増)となり、連結営業利益は従来予想を36.9億円超過した。    18年4月期は連結売上高3297億円(前期比8.0%増)、営業利益197億円(同6.7%増)と1ケタの増収増益予想だが、17年4月期末の受注残高(単体)は1550億円(前年同期末比16.2%増)に積み上がっている。(イメージ写真提供:123RF)
 東建コーポレーションが大幅高で3日続伸。午前9時49分現在、前日比1410円(13.5%)高の1万1840円まで上昇。連日の年初来高値更新となると共に、04年4月に付けた上場来高値1万1400円を13年2カ月ぶりに更新した。 
japan,company
2017-06-14 10:30