<15日の注目銘柄>(1)=ブラス、オハラ、Hamee

▽ブラス<2424>
17年7月期第3四半期累計(16年8月-17年4月)の非連結業績は、売上高65.4億円(前年同期比28.4%増)、営業利益7.4億円(同62.9%増)。同社はすべての会場を「1チャペル・1パーティ会場・1キッチン」とし、貸切の贅沢感を重視。また、結婚式場としては小型のため、用地確保の難しい大都市から、人口が比較的少ない郊外においても事業展開が可能となっている。当期は前期にオープンした店舗の貢献もあり、業績はここまで好調に推移。非連結営業利益の通期予想(前期比35.0%増の8.2億円)に対する進ちょく率は90.2%となっている。
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▽オハラ <5218>
17年10月期第2四半期累計(16年11月-17年4月)の連結業績は、売上高115億円(前年同期比7.4%増)、営業利益3.8億円(同4.5倍)。「光事業」におけるプロジェクター等の光学機器向け用途の増加、「エレクトロニクス事業」における光通信機器用ガラス素材や極低膨張ガラスセラミックスの需要増により、売上高は従来予想を8.8億円超過。営業利益については2.0億円上回った。
通期予想については、光通信機器用ガラス素材や露光装置向け製品の需要は堅調だが、一部新製品に販売立ち上げ遅れの影響があるとして、売上高230億円(前期比7.8%増)、営業利益9億円(同6.3倍)を据え置いている。
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▽Hamee <3134>
17年4月期の連結業績は、売上高85.0億円(前期比30.8%増)、営業利益11.1億円(同2.5倍)。自社企画商品強化によるブランド力向上に向けた積極的な新商品のリリースが奏功し、最大の繁忙期である年末商戦における売上高が計画を超過。また、入学・就職等の新生活のスタートに伴う、スマートフォンの買い替え需要により、第4四半期(17年2-4月)業績も計画を上回って推移。通期の売上高は従来予想を5.5億円、営業利益は2.7億円、それぞれ上回って着地した。
続く18年4月期は連結売上高93.2億円(前期比9.6%増)、営業利益11.6億円(同5.0%増)を計画。配当予想について、17年3月期は従来の期末一括の3円50銭から4円50銭(前期は3円)に引き上げ、18年4月期は同5円としている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄>(1)=ブラス、オハラ、Hamee
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2017-06-14 21:00