<15日の注目銘柄>(2)=ハイアス&C、Fロジック、総合商研

▽ハイアス・アンド・カンパニー <6192>
17年4月期の連結業績は、売上高39億7100万円(前期比24.4%増)、営業利益3億100万円(同23.6%増)。「コンサルティング事業」において、主柱のビジネスモデルパッケージは、高性能デザイナーズ住宅R+house事業の会員数が順調に増加し、初期導入フィーおよびロイヤルティ等が増加。不動産相続の相談窓口事業の開始もあり、売上高は32億円(同24.8%増)となって全体をけん引。連結営業利益は従来予想を1200万円上回った。
18年4月期は売上高49億8400万円(前期比25.5%増)、営業利益3億7200万円(同23.8%増)と引き続き2ケタの増収増益を見込んでいる。
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▽ファーストロジック <6037>
17年7月期第3四半期累計(16年8月-17年4月)の連結業績は、売上高13億800万円(前年同期比45.1%増)、営業利益6億5700万円(同61.6%増)。通期予想に対する進ちょく率は、売上高が81.8%と順調で、営業利益は111.4%と既に超過しているが、第4四半期(5-7月)も国内市場における圧倒的トップの地位の確⽴と、継続的成⻑に備えた人材確保のため、積極的な投資を実施するとして売上高16億円(前期比25.3%増)、営業利益5億9000万円(同1.0%増)を据え置いている。
同社が「公正な不動産投資市場の構築」をビジョンに運営している、国内最大の不動産投資ポータルサイト「楽待(らくまち)」は、第3四半期(2-4月)のPV(ページビュー)数が2643万PV(前年同期比5.0%増)、ウェブサイト会員数が8万9789人(同32.1%増)、物件掲載数が6万4580件(同50.6%増)と順調な拡大が続いている。
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▽総合商研 <7850>
17年7月期第3四半期累計(16年8月-17年4月)の連結業績は、売上高143億円(前年同期比1.9%増)、営業利益6.2億円(同62.8%増)。商業印刷・年賀状印刷ともに、大口顧客からの受注が堅調に推移し、生産コスト削減の取り組みも奏功。同社は下期が閑散期となる季節性があるが、これを踏まえ通期の予想営業利益を従来の1.3億円から2.5億円(前期比2.9倍)に増額している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄>(2)=ハイアス&C、Fロジック、総合商研
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2017-06-14 21:00