【今夜の注目材料】新規失業保険申請件数や5月鉱工業生産などの米経済指標に注目

 東京市場のドル/円は、一時109.20円台まで下落しましたが、時間外取引の米長期金利が持ち直した事などから109.80円台まで反発。  もっとも、110円台復帰の壁は厚く、その後は109円台半ばに押し戻されています。  欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。 6/15(木) 16:30☆ スイス中銀、政策金利発表 17:30☆ 英5月小売売上高 18:00   ユーロ圏4月貿易収支 20:00☆ 英中銀(BOE)金融政策発表 20:00☆ BOE議事録 20:00☆ トルコ中銀、政策金利発表 21:30☆ 米6月NY連銀製造業景気指数 21:30☆ 米新規失業保険申請件数 21:30☆ 米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 21:30   米5月輸入物価指数 21:30   カナダ4月製造業出荷 22:15☆ 米5月鉱工業生産 22:15☆ 米5月設備稼働率 23:00   米6月NAHB住宅市場指数 29:00☆ カーニーBOE総裁、講演 29:00   米4月証券投資動向 ----- ユーロ圏財務相会合(ルクセンブルク) ※☆は特に注目の材料  米FOMCは「ややタカ派的」と市場に受け止められましたが、その前に発表された米5月消費者物価指数と米5月小売売上高の弱さを打ち消す事はできませんでした。  FOMCが、今後の利上げやバランスシート縮小の道筋については「経済データ次第」としているため仕方がないのかもしれません。  きょうのドル/円の動きも「経済データ次第」となる可能性がありそうです。  新規失業保険申請件数や5月鉱工業生産などの米経済指標に注目です。 (欧米時間のドル/円予想レンジ:108.900-110.400円) (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
東京市場のドル/円は、一時109.20円台まで下落しましたが、時間外取引の米長期金利が持ち直した事などから109.80円台まで反発。(イメージ写真提供:123RF)
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2017-06-15 16:30