北京のビットコイン取引所「Vircurex」が取引停止・・・「ユーザーアカウント凍結」を発表=中国報道

 中国メディア・新浪網は24日、北京に本部を置く仮想通貨「ビットコイン」(Bitcoin)の取引所、Vircurexが23日にビットコインなどの取引を停止し、すべてのユーザーアカウントを凍結することを発表したと報じた。  記事は、Vircurexが昨年クラッキング攻撃を2回受けたことで、プールしておいた仮想通貨を用いて被害を受けたユーザーの補償を行ったところ、先週になって資金が完全になくなったと伝えた。また、マウントゴックスとは異なり破産申請は行わず、現在のアカウントを凍結したうえで再建計画を立て、財務の健全化を目指すとした。  また、Vircurexが昨年11月時点で1日の登録ユーザー数を1000人以上と発表したが、外部からは総ユーザー数を把握することができず、どれだけの仮想通過取引があったかも分からないと紹介。再建計画も実現できるか不透明であると伝えた。  昨年11月末時点で同社は1219.81ビットコイン、現在の価値で約70万米ドルの支払いが滞っているという。記事は、マウントゴックス以外で巨大な「事故」が発生する可能性は低いとはいえ、小規模な取引所では依然として問題発生のリスクを抱えていると報じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・新浪網は24日、北京に本部を置く仮想通貨「ビットコイン」(Bitcoin)の取引所、Vircurexが23日にビットコインなどの取引を停止し、すべてのユーザーアカウントを凍結することを発表したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
china,social_issues,economy
2014-03-25 19:30