<20日の注目銘柄>(1)=イワキ、アスクル、ラクオリア薬

▽イワキ <8095>  17年11月期第2四半期累計(16年12月-17年5月)の連結業績予想を修正。売上高は285億円から280億円(前年同期比4.3%増)に減額したが、営業利益は5.0億円から8.2億円(同2.5倍)に引き上げている。「医薬・FC事業」が好調を維持する中、新製品投入効果で「化学品事業」の業績改善が進み、利益の押し上げに働いた。           ◆ ▽アスクル <2678>  同社は17年2月16日に発生した「ASKUL Logi PARK 首都圏(埼玉県入間郡)」の火災影響により、4月5日付で17年5月期の連結営業利益を従来の95億円から80億円に引き下げるなど業績予想を減額していたが、その後の動向を踏まえ、今度は増額。売上高を従来の3350億円から3359億円(前期比6.6%増)に、営業利益を80億円から88億円(同3.3%増)に引き上げ一転、増益とした。併せて、未定としていた期末の配当予想を18円とし、年間36円(前期は同33円)としている。           ◆ ▽ラクオリア創薬 <4579>  同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの一つピラゾロピリジン誘導体は、これまで中国で審査中だったが、17年6月19日に、特許査定を受けたと発表した。17年5月の欧州における特許査定取得に続き、中国でも知的財産権が強化される事となる。  同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性(TTX-S)ナトリウムチャネルに対して特異的に作用し、複数の疼痛モデル動物において高い有効性を示すことが確認されている。同化合物は、心臓で重要な働きをするテトロドトキシン抵抗性(TTX-R)ナトリウムチャネルに対して良好な選択性を示すことから、副作用の少ない画期的新薬として、様々な疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されているという。            ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <20日の注目銘柄>(1)=イワキ、アスクル、ラクオリア薬
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2017-06-19 17:45