＜２７日の注目銘柄＞（１）＝トランスＧ、キャンバス、シンデンハイ

▽トランスジェニック <2342> 　免疫生物研究所 <4570> と、アルツハイマー病（ＡＤ）治療薬に関する共同研究開発契約を締結することを決議した。免疫生物研究所が所有する毒性アミロイドβ４２に対する抗体を、同社が有するモデルマウスを用いてＡＤ治療薬としての効果・効能評価を行ない、医薬品としての開発可能性の検討を共同で取り組み、ＡＤ治療薬シーズとして製薬メーカーへの早期導出を目指す。 　　　　　　　　　　◆ ▽キャンバス <4575> 　富士フイルムと、ペプチドなど中分子による免疫系抗癌剤の共同研究契約を締結した。今回の共同研究では、富士フイルムが、写真フィルムの研究開発で培った高度な化合物の合成力や設計技術、抗がん剤の研究開発の知見やノウハウなどを活かし、ペプチドおよび低分子化合物の合成・設計を担当。キャンバスは、ペプチドを用いた抗がん剤候補品の創薬研究で蓄積してきた経験に基づき、富士フイルムが合成・設計した候補化合物の薬効評価を行う。 　　　　　　　　　　◆ ▽シンデン・ハイテックス <3131> 　半導体検査装置で４５億円の大口受注を獲得したと発表した。契約納期は１８年３月期第２四半期（１７年７－９月）。この案件について、１８年３月期の業績予想に含まれていなかったが、業績への影響については他の要因も含めて精査中であり、修正を要する場合には判明次第速やかに開示するとしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）