＜５日の注目銘柄＞（１）＝ＡＢＣマート、暁飯島、オンコリスＢ

▽エービーシー・マート <2670> 　１８年２月期６月度概況によると、売上高は既存店が前年同月比２．７％増で、全店は同３．４％増。全国的に天候が安定する中、商品別ではスポーツシューズ、キッズシューズ、季節商材のサンダルの販売が好調に推移した。既存店が同０．９％減、全店が同０．１％増だった５月から大きく改善している。 　　　　　　　　　　　◆ ▽暁飯島工業 <1997> 　１７年８月期第３四半期累計（１６年９月－１７年５月）の非連結業績は、売上高５９．１億円（前年同期比２．８％増）、営業利益７．０億円（同２２．９％増）。工事利益率および営業利益率の向上を目標に、受注時採算性の強化、原価管理・施工管理の徹底、諸経費削減などを図ったことで、受注高は同１５．６％減の５１．６億円にとどまったが、増収・２ケタ増益を確保。これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高は８３億円（前期比６．２％増）で据え置いたが、営業利益を６．１億円から７．６億円（同１２．３％増）に引き上げ、一転増益予想としている。 　　　　　　　　　　　◆ ▽オンコリスバイオファーマ <4588> 　がんの体外検査薬として開発を進めている「ＯＢＰ－１１０１（テロメスキャンＦ３５）」に関する特許が、米国で特許登録を受けたことを確認したと発表した。今回登録された特許は、「テロメスキャン（ＯＢＰ－４０１）」の遺伝子配列の中に、正常血液細胞での遺伝子発現を抑制するマイクロＲＮＡ干渉遺伝子を組み込み、より特異的にがん細胞を蛍光発光させる制限増殖型アデノウイルスに関するもの。本特許登録の実現により、テロメスキャンを用いたがんの体外検査薬ビジネスの海外展開の礎が増強されることとなる。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）