<6日の注目銘柄>(1)=ラクトJ、コシダカHD、三機サービス

▽ラクト・ジャパン <3139>
17年11月期第2四半期累計(16年12月-17年5月)、および通期の連結業績予想を上方修正。第2四半期累計について売上高を従来の407億円から465億円(前年同期比7.5%増)に、経常利益を6.0億円から17.7億円(同4.0倍)にそれぞれ増額。通期は売上高を877億円から956億円(前期比7.8%増)に、経常利益を14.4億円から20.2億円(同40.9%増)に引き上げている。
供給が厳しくなっている高付加価値の乳脂肪原料は、調達が可能となったことで販売数量が増加し、国内生乳生産量の減少傾向を背景に輸入乳原料の販売は好調に推移。為替相場が円安基調で推移していることから、為替ヘッジ効果による「為替差益」が営業外収益に計上され、経常利益は大幅増益となる見込み。
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▽コシダカホールディングス <2157>
17年8月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の551億円から552億円(前期比7.9%増)に、営業利益を54.7億円から59.0億円(同22.6%増)に引き上げている。売上高はほぼ計画線だが、カラオケ事業における店舗運営の適正化による既存店の収益性の向上、新店の好調が利益の押し上げに働いた。
17年8月期第3四半期累計(16年9月-17年5月)の連結業績は売上高410億円(前年同期比9.8%増)、営業利益48.6億円(同33.6%増)で、営業利益の、修正した通期予想に対する進ちょく率は82.5%。
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▽三機サービス <6044>
17年5月期の連結予想売上高を従来の78.0億円から87.8億円(前期比32.6%増)に、営業利益を4.7億円から5.4億円(同36.5%増)にそれぞれ増額。計画で見込んだ案件が順調に推移したほか、計画になかった大手コンビニエンスストア向けの、全国一括空調保守メンテナンスの受託により、過去最高業績を更新する見通し。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<6日の注目銘柄>(1)=ラクトJ、コシダカHD、三機サービス
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2017-07-05 18:00