サンケン電気が急騰、CCFL事業からの撤退を評価

 サンケン電気 <6707> が急騰。午前9時17分に49円高(8.0%高)の659円まで買われている。  25日引け後、CCFL事業から撤退し、特別損失を計上すると発表。事業再編の動きが好感された。  同社は液晶テレビなどのバックライトとして使用されるCCFL(冷陰極蛍光放電管)製品を製造してきたが、液晶テレビ用バックライトにおいてLED化が加速度的に進んでおり、事業環境が急変、厳しさを増してきたという。そのため同社では、15年3月期中に同製品の生産を終了し、事業撤退に伴い20億円の特別損失を計上する。  今3月期の業績予想については、特別損失計上に伴い、純利益の減少が見込まれているものの、現時点では従来予想を据え置き、今後予想が可能になった時点で速やかに公表する予定としている。(編集担当:片岡利文)
サンケン電気が急騰。午前9時17分に49円高(8.0%高)の659円まで買われている。
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2014-03-26 10:00