<7日の注目銘柄>(2)=大有機化、7&iHD、技研製など

▽大阪有機化学工業 <4187>  17年11月期第2四半期累計(16年12月-17年5月)の連結業績は、売上高128億円(前年同期比9.7%増)、営業利益16.1億円(同48.4%増)。「化成品事業」、「電子材料事業」、「機能化学品事業」の全3セグメントが増収・大幅増益となり、特に半導体関連の好調が持続し、液晶ディスプレイ関連も回復基調となっている「電子材料事業」がセグメント利益8.3億円(同43.3%増)となって全体をけん引。連結営業利益は従来予想を1.6億円超過した。    これを踏まえ会社側は、通期の予想売上高を従来の249億円から251億円(前期比6.6%増)に、営業利益を26.2億円から27.8億円(同14.1%増)にそれぞれ引き上げている。            ◆ ▽セブン&アイ・ホールディングス <3382>  6日開催の取締役会において、アスクル <2678> との間で、 業務提携に関する基本合意について決議した。同社は18年2月期スタートの中期経営計画で、Eコマース事業を中心に推進してきたオムニチャネル戦略の見直しに取り組んでおり、主力業態、ターゲット客層、扱い商品領域が異なるアスクルとは、互いの経営資源を活かしたシナジー効果が期待できると判断した。            ◆ ▽技研製作所 <6289>  17年8月期第3四半期累計(16年9月-17年5月)の連結業績は、売上高197億円(前年同期比19.1%増)、営業利益39.2億円(同10.3%増)。「建設機械事業」は、国内では防災関連の公共工事を中心に需要が伸び、圧入機サイレントパイラーが引き続き好調に推移。「圧入工事事業」では「インプラント堤防」の受注が高水準で推移するなど、連結営業利益の通期予想(前期比16.8%増の48億円)に対する進ちょく率は81.6%となっている。            ◆ ▽ラウンドワン <4680>  18年3月期6月の売り上げ状況は、既存店が前年同月比4.2%増で、全社は同1.9%増。ボウリング収入(既存店が同8.7%増で、全社は同4.3%増)、スポッチャ収入(既存店が同13.2%増で、全社も同13.2%増)のけん引で順調な推移を示し、4-6月の累計は既存店が前年同期比2.8%増で、全社は同0.8%増となっている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <7日の注目銘柄>(2)=大有機化、7&iHD、技研製など
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2017-07-06 18:00