<10日の注目銘柄>(1)=エスクロAJ、東製鉄、マルゼンなど

▽エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
18年2月期第1四半期(3-5月)の連結業績は、売上高10億600万円(前年同期比55.8%増)、営業利益3億6500万円(同97.6%増)。融資申込件数が好調に推移し、ASPサービスの利用件数が増加したことで「エスクローサービス事業」のセグメント利益は2億4400万円(同23.6%増)と順調に拡大。一方、「不動産オークション事業」は透明性の高い価格の形成で不動産取引の利便性・合理性・安全性が向上し、セグメント利益は1億5900万円(前年同期は800万円)に増大。連結営業利益の上期予想(前年同期比35.0%増の4億6500万円)に対する進ちょく率は78.5%に達している。
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▽東京製鉄 <5423>
非連結業績予想を上方修正。18年3月期上期については売上高を従来の715億円から755億円(前年同期比31.9%増)に、営業利益を50億円から80億円(同48.8%増)にそれぞれ増額、通期については売上高を従来の1430億円から1470億円(前期比20.7%増)に、営業利益を100億円から130億円(同23.6%増)に引き上げている。販売数量が想定を上回る一方、鉄スクラップ価格が想定を下回って推移していることが主な要因。
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▽マルゼン <5982>
18年2月期第1四半期(3-5月)の連結業績は、売上高132億円(前年同期比4.4%増)、営業利益15.1億円(同21.2%増)。省人化機器でもあるオートリフトフライヤーや食器洗浄機を含めた自社製品の販売増により、主力の「業務用厨房部門」が売上高125億円(同5.4%増)、営業利益15.9億円(同26.9%増)となって全体をけん引、連結営業利益の上期予想(同1.2%増の21.5億円)に対する進ちょく率は70.4%に達している。
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▽ネクステージ <3186>
17年11月期第2四半期累計(16年12月-17年5月)の連結業績は、売上高576億円(前年同期比37.3%増)、営業利益16億円(同45.6%増)。17年4月に大型総合店「ネクステージ草津店」をオープンし、車検獲得や買取事業の拡大を図っているが、既存店舗の指定工場化も積極的に進め、車検・修理等の整備収益の獲得にも注力する中、営業利益の通期予想(前期比15.6%増の25億円)に対する進ちょく率は64.2%に達している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<10日の注目銘柄>(1)=エスクロAJ、東製鉄、マルゼンなど
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2017-07-07 18:15