大成建は反発、ドイツ証が投資判断を「中立」に引き上げ
大成建設 <1801> は反発し、朝方に13円高(2.95%高)の454円を付けた。
ドイツ証券が26日付サマリーで、投資判断を「セル(売り)」から「ホールド(中立)」に、目標株価を410円から440円に引き上げた。「大手町タワー」の持ち分売却で、今期は約400億円の売却益を計上し、約800億円の資金を得るとドイツ証はみており、有利子負債の削減に活用されれば、支払い利息の減少、EPSの押し上げ効果があるとした。
また、1月には建設経済研究所が来年度の建設投資を前年比1.1%減と予想。通常ならばネガティブだが、ひっ迫している労務状況が緩和に向かうため、ポジティブに働くとみた。
同証券では、鹿島 <1812> についても労務状況の緩和がポジティブとして、投資判断を「セル」から「ホールド」に、目標株価を355円から370円に引き上げている。26日前場は鹿島の株価も反発した。(編集担当:宮川子平)
大成建設は反発し、朝方に13円高(2.95%高)の454円を付けた。
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2014-03-26 11:30