【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】大きい上昇相場過程の不二越、高速多関節ロボットで躍進
今年1月20日に735円まで買われた不二越<6474>(東1・売買単位1000株)は、1ヶ月後の2月20日に576円へと理想的な押しを入れた後、下値を固めつつある。
中期上昇第1波(09年3月安値から11年7月にかけての上昇)、の高値561円を割り込まずに反騰に転んじつつある足取りは、現在の中期上昇第3波の上値の大きさを示唆している。
純利益は前11月期の67億円(1株利益27円)から、今期は49%の大幅増益の100億円(同40円)の見通しで、年2円増配の8円配当を予定している。
今後、アジア向けに需用拡大が見込まれる高速の小型多関節ロボットに積極注力しており、この生産ラインに自社製ロボットを導入し、組立て工程の7割を自動化することで付加価値を高める戦略を採用。
このため、16年11月期の純利益は160億円(同64円20銭)を目指している。この時点で年10円配当の意向だ。
押し目を中期狙いで仕込んでおきたい銘柄だ。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
今年1月20日に735円まで買われた不二越<6474>(東1・売買単位1000株)は、1ヶ月後の2月20日に576円へと理想的な押しを入れた後、下値を固めつつある。
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2014-03-26 12:00