野村証が日本化薬の投資判断を引き下げ
日本化薬 <4272> に対して、野村証券が25日付でリポートを発行している。
同リポートでは、日化薬の投資判断を「バイ(買い)」から「ニュートラル(中立)」に修正。目標株価も1740円から1300円に引き下げている。
評価引き下げの要因としては、機能化学品事業において、主力2製品が競合参入により「中期成長性が不透明になった」こと、採算性の高い触媒事業においても来3月期は端境期になると見通していることなどを挙げている。また、セイフティ事業における海外新工場稼働による人件費の増加、医薬品事業での薬価改定なども影響すると分析する。
同証券による今3月期の営業利益予想は、会社計画と同水準の240億円(前期比40.6%増)を予想。同証券では、来期の営業利益予想も240億円を据え置いている。
日本化薬の26日の株価は、前場に一時48円安の1141円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
日本化薬に対して、野村証券が25日付でリポートを発行している。
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2014-03-26 11:45