<14日の注目銘柄>(1)=SFOODS、ノダ、ニイタカ

▽エスフーズ <2292>
18年2月期第1四半期(3-5月)の連結業績は、売上高753億円(前年同期比9.9%増)、営業利益27.6億円(同14.9%増)。家畜の生産や一次加工を担う川上部門を競争力の源泉と捉え、効率的な事業運営を継続する一方、首都圏における営業力強化に向け千葉県船橋市で製造・卸・流通機能を統合した拠点開発を推進。こうした中、主力の「食肉等の製造・卸売事業」が売上高675億円(同11.4%増)、セグメント利益25.7億円(同22.7%増)となって全体をけん引した。連結営業利益の上期予想(同8.2%増の51億円)に対する進ちょく率は54.0%と順調な推移が続いている。
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▽ノダ <7879>
17年11月期第2四半期累計(16年12月-17年5月)の連結業績は、売上高323億円(前年同期比2.1%増)、営業利益22.3億円(同30.5%増)。国産針葉樹合板の製品在庫に低水準が続く中、販売価格は当初懸念していた下落とは逆に、緩やかな値上げ傾向で安定。7月7日に期初予想(売上高320億円、営業利益17.3億円)から上方修正していた数値とほぼ同じ数値で通過した。これを踏まえ、会社側は通期の予想売上高を従来の640億円から656億円(前期比1.0%増)に、営業利益を40億円(同12.1%増)に引き上げている。
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▽ニイタカ <4465>
17年5月期の連結業績は、売上高156億円(前期比5.2%増)、営業利益10.8億円(同64.5%増)。食の安全・安心意識の高まりを背景に「除菌・消毒用アルコール製剤」の需要が増大し、利益率の高い「製造品売上高」が120億円(同5.9%)に増加。連結ベースの粗利率は41.7%と同2.3ポイント上昇し、コスト削減等の効果もあり営業利益は大幅に増加した。18年5月期は売上高168億円(前期比7.5%増)、営業利益11.5億円(同6.8%増)を計画している。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄>(1)=SFOODS、ノダ、ニイタカ
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2017-07-13 17:45