<26日の注目銘柄>(1)=アサヒ、ディスコ、信越化

▽アサヒグループホールディングス <2502>
17年12月期上期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。売上収益を従来の8430億円から9373億円(前年同期比20.3%増)に、営業利益を528億円から707億円(同40.0%増)にそれぞれ引き上げている。国内の酒類、飲料、食品事業の伸長に加え、国際事業において第2四半期(4-6月)から損益を連結した中東欧ビール事業が上乗せとなり、売上収益は当初計画を大きく上回る見通し。製造原価の低減や固定費全般の効率化などもあり、営業利益は4割増益を見込んでいる。
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▽ディスコ <6146>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結売上高、および個別業績の速報値を発表。連結売上高は444億円(前年同期比42.0%増)で、従来予想を11億円超過。上期予想(同22.8%増の801億円)に対する進ちょく率は55.4%と好調な推移を示している。個別業績も、付加価値の高い製品の販売増により、売上高376億円(同37.9%増)、営業利益114億円(同2.5倍)で、営業利益は従来予想を17億円超過している。
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▽信越化学工業 <4063>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高3362億円(前年同期比11.8%増)、営業利益741億円(同23.5%増)。セグメント利益は全セグメントで増益だったが、特に「半導体シリコン」が198億円(同45.0%増)、「塩ビ・化成品」が176億円(同33.3%増)となって全体をけん引した。
これを踏まえ会社側は、これまで開示していなかった通期の業績予想について、売上高1兆3500億円(前期比9.1%増)、営業利益2680億円(同12.3%増)とし、未定だった配当予想については第2四半期末、期末ともに65円で年間130円(前期は120円)と10円の増配を見込んだ。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<26日の注目銘柄>(1)=アサヒ、ディスコ、信越化
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2017-07-25 17:45