<27日の注目銘柄>(1)=日電産、エムスリー、バルカー

▽日本電産 <6594>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上高3431億円(前年同期比24.2%増)、営業利益390億円(同23.8%増)。為替のプラス影響もあり、「精密小型モータ」「車載及び家電・商業・産業用」「機器装置」「電子・光学部品」「その他」の全セグメントが増収・2ケタ増益を達成。
これを踏まえ、会社側は上期の予想売上高を従来の従来の6250億円から6500億円(同15.2%増)に、営業利益を750億円から800億円(同16.0%増)にそれぞれ増額。通期予想については、売上高を1兆3500億円から1兆3750億円(前期比14.6%増)に、営業利益を1600億円から1650億円(同17.6%増)に引き上げている。
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▽エムスリー <2413>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上高219億円(前年同期比21.1%増)、営業利益76.9億円(同23.9%増)。セグメント利益が、「メディカルプラットフォーム」は33.6億円(同10.9%増)、「エビデンスソリューション」は11.8億円(同21.5%増)と順調に推移する中、「海外」が7.7億円(同3.2倍)と大幅に増加。連結営業利益の上期予想(同12.6%増の125億円)に対する進ちょく率は61.5%に達している。
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▽日本バルカー工業 <7995>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高118億円(前年同期比13.4%増)、営業利益15.1億円(同74.0%増)。主力の「シール製品事業」が、先端産業市場向け以外にも機器市場、プラント市場向けにも伸長し、売上高は80.4億円(同15.9%増)、セグメント利益12.9億円(同94.9%増)となって全体をけん引した。
つれて会社側は、上期の予想売上高を従来の従来の220億円から232億円(同9.8%増)に、営業利益を21.0億円から27.0億円(同42.0%増)にそれぞれ増額。通期予想についても売上高を450億円から460億円(前期比5.4%増)に、営業利益を45.0億円から50.0億円(同23.0%増)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<27日の注目銘柄>(1)=日電産、エムスリー、バルカー
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2017-07-26 18:15