<27日の注目銘柄>(2)=タツタ線、日精線、フジオーゼなど

▽タツタ電線 <5809>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高127億円(前年同期比8.6%増)、営業利益12.8億円(同48.8%増)。主要製品である機能性フィルムの需要の立ち上がりが前年同期に比べ前倒しとなったことを主因に、「電子材料事業」が売上高50.4億円(同11.8%増)、営業利益12.8億円(同49.9%増)となって全体をけん引。大幅な連結営業増益を達成した。    つれて会社側は上期の予想売上高を従来の従来の260億円から271億円(同11.0%増)に、営業利益を23.0億円から26.0億円(同22.2%増)にそれぞれ増額。通期予想については、売上高は525億円から530億円(前期比7.9%増)に引き上げたが、営業利益は44.0億円(同2.6%増)で据え置いている。           ◆ ▽日本精線 <5659>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高92.7億円(前年同期比23.4%増)、営業利益11.2億円(同2.8倍)。「ステンレス鋼線部門」は、需要増と原材料価格上昇に伴う販売価格引き上げ効果により、21.9%増収。「金属繊維部門」も、超精密ガスフィルター「ナスクリーン」が韓国や台湾の半導体メーカー向け中心に好調に推移する中、31.5%増収と大きく伸長した。    これを踏まえ、会社側は上期の予想売上高を従来の従来の170億円から180億円(同17.8%増)に、営業利益を15.0億円から19.0億円(同77.6%増)にそれぞれ増額。通期予想については、上期の増額分を上乗せする形で売上高350億円(前期比10.1%増)、営業利益34.0億円(同32.8%増)としている。           ◆ ▽フジオーゼックス <7299>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高48.1億円(前年同期比23.2%増)、営業利益3.1億円(同3.1倍)。米・中国で日系自動車メーカーの販売が高水準を維持する中、事業移管の立上費用圧縮、改善活動の積上、為替影響等により大幅増収・増益を達成。    つれて会社側は上期の予想売上高を従来の従来の95.0億円から97.0億円(同19.7%増)に、営業利益を4.5億円から7.0億円(同6.9倍)にそれぞれ増額。通期予想についても売上高を200億円から202億円(前期比11.2%増)に、営業利益を12.0億円から14.5億円(同84.7%増)に引き上げている。           ◆ ▽電算システム <3630>  17年12月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の160億円から163億円(前年同期比10.4%増)に、営業利益を4.7億円から6.3億円(同53.5%増)にそれぞれ引き上げている。情報サービスセグメントで利益率の高い案件の獲得があった一方、Googleビジネスが計画より好調に推移したことが主な要因。通期予想の修正は見送ったが、修正が必要と判断した場合には速やかに開示するとしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <27日の注目銘柄>(2)=タツタ線、日精線、フジオーゼなど
japan,company
2017-07-26 18:15