<28日の注目銘柄>(2)=オムロン、三住トラスト、ポーラオルHなど

▽オムロン <6645>
上限200億円、500万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.34%)の自社株買いを発表。取得期間は17年7月28日-18年7月27日。資本効率の向上を図るとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させることが目的。同時に発表した18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高2034億円(前年同期比10.2%増)、営業利益226億円(同2.3倍)で、営業利益の通期予想(前期比0.6%増の680億円)に対する進ちょく率は33.2%に達している。
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▽三井住友トラスト・ホールディングス <8309>
上限90億円、200万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.52%)の自社株買いを発表。取得期間は17年7月28日-17年8月31日。株主還元の充実、および資本効率の向上が目的。同時に発表した18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、経常収益3150億円(前年同期比9.1%増)、経常利益614億円(同25.8%増)で、経常利益の通期予想(前期比20.4%減の700億円)に対する進ちょく率は87.7%に達している。
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▽ポーラ・オルビスホールディングス <4927>
17年12月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の1150億円から1173億円(前年同期比9.7%増)に、営業利益を170億円から209億円(同72.0%増)にそれぞれ増額。通期については売上高を2330億円から2360億円(前期比8.0%増)に、営業利益を335億円から365億円(同35.6%増)に引き上げている。ポーラブランドの新商品販売が計画を上回っていることや、インバウンド売上、育成ブランドの業績が好調に推移していることが主な要因。
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▽東邦チタニウム <5727>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高90.2億円(前年同期比14.1%増)、営業利益9.0億円(同40.4%増)。「金属チタン事業」は航空機向けや電力向けの堅調な需要により、売上高52.2億円(同12.2%増)で、営業利益は2.4億円(同52.8%増)。「機能化学品事業」は触媒関連、および電材関連製品の伸長により売上高37.9億円(同16.7%増)、営業利益12.5億円(同26.9%増)と両輪が好調に推移。連結営業利益の上期予想(同31.7%増の14.0億円)に対する進ちょく率は64.3%に達している
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<28日の注目銘柄>(2)=オムロン、三住トラスト、ポーラオルHなど
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2017-07-27 18:00