みんなのうた=広木隆
今日が権利付き最終売買日、明日から実質新年度相場入りだ。まずは100円程度の配当落ちを即日埋めることができるかが注目されるところ。前回の大きな配当落ち日は昨年9月下旬。その日の日経平均は67円安の1万4553円で寄り付いたあと下げ幅を拡大、14410円まで下げる。そこから切り返し、結局、日経平均は14799円と高値引け。日中値幅が389円もある大波乱の配当権利落ち日だった。
上で書いた日経平均の値、1万4400円、1万4500円、1万4700円などはすべて今の相場の重要な値だ。現在(25日終値現在)、1万4400円台にある日経平均はまさに1万4500円の節目を終値で上回ることができるかが目先の焦点になっている。この水準では200日の移動平均が重石となっているようだ。それを超えても次には25日移動平均や一目均衡表の雲の下限が上値抵抗として意識されるだろう。それらは1万4700円台にある。
こう見てみると、今の相場水準は半年前とまったく変わっていないことに気付く。この半年はいったいなんだったのか。…
(執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今日が権利付き最終売買日、明日から実質新年度相場入りだ。まずは100円程度の配当落ちを即日埋めることができるかが注目されるところ。前回の大きな配当落ち日は昨年9月下旬。その日の日経平均は67円安の1万4553円で寄り付いたあと下げ幅を拡大、14410円まで下げる。そこから切り返し、結局、日経平均は14799円と高値引け。日中値幅が389円もある大波乱の配当権利落ち日だった。
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2014-03-26 17:15