<1日の注目銘柄>(1)=日東電、日電硝子、スタンレー

▽日東電工 <6988>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上収益2012億円(前年同期比19.5%増)、営業利益303億円(同2.6倍)。前下期以降のハイエンドスマートフォンの需要増が強い追い風となり、有機EL向けタッチパネル用透明導電性フィルムや製造工程用の保護フィルムも大きく伸長する中、「オプトロニクス」が売上収益1159億円(同29.7%増)、営業利益215億円(同5.2倍)となって全体をけん引した。
つれて会社側は、上期の業績予想を上方修正。売上収益を従来の3900億円から4200億円(同18.3%増)に、営業利益を475億円から650億円(同2.2倍)にそれぞれ引き上げている。
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▽日本電気硝子 <5214>
17年12月期通期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の2600億円から2660億円(前期比11.1%増)に、営業利益を240億円から300億円(同53.3%増)にそれぞれ増額している。17年12月期上期は売上高1132億円(前年同期比12.7%増)、営業利益163億円(同86.7%増)と、ほぼ7月12日に上方修正した数値で通過。下期についても中国向け液晶ディスプレイ用基板ガラスの伸びやガラスファイバの底堅い需要が見込まれるとして、通期予想を増額した。
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▽スタンレー電気 <6923>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高1000億円(前年同期比9.8%増)、営業利益102億円(同23.1%増)。主に日本、中国において自動車用LEDヘッドランプが想定以上に好調に推移し、大幅増益を達成。つれて会社側は上期の予想売上高を従来の1930億円から2050億円(同13.9%増)に、営業利益を200億円から215億円(同26.1%増)にそれぞれ増額。通期予想については上期の増額分のみ上乗せし、売上高4100億円(前期比5.5%増)、営業利益483億円(同14.2%増)としている。
<1日の注目銘柄>(1)=日東電、日電硝子、スタンレー
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2017-07-31 18:15