<2日の注目銘柄>(1)=旭硝子、住友化、ローム

▽旭硝子 <5201>  17年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結業績は、売上高6900億円(前年同期比10.4%増)、営業利益493億円(同23.6%増)。「ガラス」、「電子」、「化学品」の主要3セグメントが全て増収となったが、特に「化学品」がビニタイ社、CMCバイオロジックス社の連結化もあり、売上高1967億円(同33.6%増)、営業利益260億円(同70.9%増)となって全体をけん引。連結営業利益は従来予想を43億円超過した。つれて会社側は、通期の予想売上高を1兆3500億円から1兆4500億円(同13.1%増)に、営業利益を1050億円から1150億円(同19.4%増)に引き上げている。           ◆ ▽住友化学 <4005>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高5085億円(前年同期比11.4%増)、営業利益376億円(同48.6%増)。主要セグメントが全て増収となり、利益面では「石油化学」が営業利益103億円(同85億円増)、「エネルギー・機能材料」が46億円(同39億円増)、「医薬品」が203億円(同50億円増)で全体をけん引。連結営業利益の上期予想(同37.6%増の650億円)に対する進ちょく率は57.9%となっている。           ◆ ▽ローム <6963>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高964億円(前年同期比15.9%増)、営業利益124億円(同80.1%増)。前期は下期に車載のパワートレイン系、ボディ制御系向けのほか、海外家電、産機分野向けの売上が計画を超過し、営業減益幅は最小限にとどまったが、同様の好環境が今第1四半期も継続。「LSI」、「半導体素子」、「モジュール」の主要3セグメントが増収・大幅増益となり、連結営業利益の上期予想(同37.6%増の650億円)に対する進ちょく率は62.1%に達している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <2日の注目銘柄>(1)=旭硝子、住友化、ローム
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2017-08-01 18:30