<4日の注目銘柄>(1)=ディスコ、スズキ、ニコンなど

▽ディスコ <6146>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高444億円(前年同期比42.0%増)、営業利益151億円(同2.2倍)。精密加工装置の売上高は、精密切断装置(ダイサ)、精密研削装置(グラインダ)ともにメモリ向け中心に幅広い用途で出荷が進み、約6割の増収。消耗品で利益率の高い精密加工ツールは、メーカー各社の設備稼働率に比例して高水準の出荷が続き、約2割の増収。連結営業利益は従来予想を28億円超過した。      これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の801億円から831億円(同27.4%増)に、営業利益を213億円から260億円(同74.6%増)にそれぞれ増額。新たに第3四半期累計(4-12月)に売上高1156億円(同21.1%増)、営業利益343億円(同63.3%増)を見込んだ。           ◆ ▽スズキ <7269>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高8693億円(前年同期比15.3%増)、営業利益851億円(同43.8%増)。地域別の営業利益は、「日本」が472億円(同77.2%増)、「アジア」が327億円(同38.6%増)、「欧州」が64億円(同3.1倍)とそれぞれ大幅増益を達成。連結営業利益の上期予想(同3.9%増の1200億円)に対する達成率は70.9%に達している。           ◆ ▽ニコン <7731>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績(IFRS)は、売上高1703億円(前年同期比0.6%増)、営業利益124億円(同31.1%減)。微増収・大幅減益ではあるが、「精機事業」は半導体露光装置分野の収益改善が進み、「映像事業」はデジタル一眼レフカメラ「D7500」など中級機の販売が堅調に推移。これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の3280億円から3310億円(同3.7%減)に、営業利益を110億円から117億円(同37.3%減)にそれぞれ引き上げている。           ◆ ▽JUKI <6440>  17年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結業績は、売上高484億円(前年同期比5.1%減)、営業利益36.2億円(同78.4%増)。減収ではあったが、取引採算の見直し、コストダウン、販管費の削減などにより営業利益は従来予想を6.2億円超過。つれて会社側は、通期予想について、売上高は従来の1010億円(前期比3.4%増)を据え置いたが、営業利益は48億円から60億円(同29.0%増)に引き上げている。    ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <4日の注目銘柄>(1)=ディスコ、スズキ、ニコンなど
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2017-08-03 17:45