<4日の注目銘柄>(2)=ゴルドウイン、品川リフラ、ヤマダ電機など

▽ゴールドウィン <8111>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高123億円(前年同期比16.0%増)、営業損益5.2億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)。「ザ・ノース・フェイス」「へリー・ハンセン」「カンタベリー・オブ・ニュージーランド」が堅調に推移する中、直営店やウェブを通じたリテール売上の拡大、返品・値引等の販売ロスの削減、調達原価率の低減などにより、営業損益は7.8億円改善した。これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の280億円から286億円(同8.0%増)に、営業利益を7.0億円から10.0億円(同46.3%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽品川リフラクトリーズ <5351>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高243億円(前年同期比2.3%増)、営業利益14.7億円(同18.3%増)。軽量で低熱伝導率、高断熱性を特長とし、省エネ化に欠かせない「セラミックファイバー」の伸長により、主力の「耐火物及び関連製品」が営業利益14.2億円(同17.2%増)となって全体をけん引。連結営業利益の上期予想(同4.4%減の25.0億円)に対する進ちょく率は58.9%となっている。
また、同時に上限3億円、100万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.06%)の自社株買いを発表。取得期間は17年8月4日-同10月31日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。
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▽ヤマダ電機 <9831>
上限200億円、4000万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.97%)の自社株買いを発表。取得期間は17年8月4日-18年3月23日。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策遂行、資本効率の向上を通じ、株主への利益還元を充実させることが目的。一方、同時に発表した18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高3657億円(前年同期比0.6%増)、営業利益51.5億円(同19.6%減)。上期の予想営業利益(同4.6%増の273億円)達成へのハードルが上がった印象。
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▽千葉銀行 <8331>
上限70億円、1000万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.25%)の自社株買いを発表。取得期間は17年8月4日-同8月31日。資本効率の向上を通じ、株主への利益還元を充実させることが目的。同時に発表した18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、経常収益610億円(前年同期比1.5%減)、経常利益243億円(同8.6%減)。
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▽ハイデイ日高 <7611>
18年2月期7月度の売上高(速報)は、既存店が前年同月比0.2%増で、全店は同4.7%増。3-7月の累計は既存店が前年同期間比1.9%増、全店が同5.5%増と順調な推移が続いている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<4日の注目銘柄>(2)=ゴルドウイン、品川リフラ、ヤマダ電機など
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2017-08-03 18:00