日経平均寄り付きは171円安、7&iHDが買われる
27日の日経平均株価は、171円49銭安の1万4305円67銭で寄り付き、直後に下げ幅は200円を超えた。このうち、3月期末における配当落ち分は100円超と見られる。
対ロシア経済制裁問題の継続もあり、前日のNYダウは98ドル安と反落。外国為替市場ではドル・円が102円を一時割り込むなどドル売りの動きが進んでおり、輸出株には逆風となっている。
個別では、東京エレクトロン <8035> による株式売り出しが発表された東京エレクトロン デバイス <2760> が売り気配。今3月期業績予想を下方修正したベリサーブ <3724> 、台湾ファミリーマートとエリアフランチャイズ契約を締結する大戸屋ホールディングス <2705> も売り気配でスタートしている。
劣後ローンによる150億円の資金調達を発表したニプロ <8086> 、特別損失の計上を発表した住友精化 <4008> 、第三者割当増資を発表したアンジェス MG <4563> 、屋内4施設の新設を発表したよみうりランド <9671> なども安い。
一方、JR西日本 <9021> と提携し駅構内にコンビニを出店すると報じられたセブン&アイ・ホールディングス <3382> が高く、4期ぶりの復配を発表したわかもと製薬 <4512> も堅調。また、今3月期の純利益を上積みした丸運 <9067> は買い気配となっている。(編集担当:片岡利文)
27日の日経平均株価は、171円49銭安の1万4305円67銭で寄り付き、直後に下げ幅は200円を超えた。
japan,economic
2014-03-27 09:00