<8日の注目銘柄>(1)=高砂熱、ユニプレス、日製鋼

▽高砂熱学工業 <1969>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高800億円(前年同期比8.6%増)、営業利益62.9億円(同79.0%増)。首都圏を中心とした大型再開発工事が計画以上に進ちょくしたことで大幅増益を達成。また、主柱の「設備工事事業」の受注高(個別)が593億円(同13.7%増)に増大する中、会社側は上期の予想売上高を従来の1150億円から1270億円(同11.3%増)に、営業利益を14億円から38億円(同9.8%増)にそれぞれ増額。一方、通期予想については売上高2620億円(前期比0.7%増)、営業利益110億円(同11.2%減)を据え置いている。
◆
▽ユニプレス <5949>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高800億円(前年同期比8.6%増)、営業利益62.9億円(同79.0%増)。顧客の増産影響、および合理化効果の積み上げにより大幅増益を達成。セグメント利益は「日本」が17.4億円(同7.5倍)に大きく改善した他、「アジア」が22.4億円(同31.2%増)、「米州」が16.5億円(同28.9%増)と好調に推移。連結営業利益の上期予想(同9.9%増の102億円)に対する進ちょく率は61.6%に達している。
◆
▽日本製鋼所 <5631>
18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高448億円(前年同期比9.4%減)、営業利益47.3億円(同32.0%増)。「産業機械事業」が樹脂製造・加工機械の伸長、およびコスト改善による収益力向上で、営業利益が48.1億円(同12.7%増)に増大して全体をけん引。つれて会社側は、上期予想について売上高は従来の1050億円(同1.9%減)で据え置いたが、営業利益を65.0億円から80.0億円(同8.9%増)に増額。通期は売上高を2050億円から2100億円(前期比1.2%減)に、営業利益を125億円から140億円(同13.4%増)に引き上げている。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<8日の注目銘柄>(1)=高砂熱、ユニプレス、日製鋼
japan,company
2017-08-07 18:00