<9日の注目銘柄>(1)=住友鉱、ステラケミフ、新電元

▽住友金属鉱山 <5713>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高2145億円(前年同期比21.1%増)、経常利益300億円(同297億円増)。銅価格の上昇で「資源セグメント」の経常利益は167億円(同2.2倍)となり、「精錬セグメント」もニッケルおよび銅価格の上昇、為替の円安などにより経常利益は85億円(同101億円改善)に回復した。これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の4110億円から4240億円(同15.7%増)に、営業利益を340億円から430億円(同96.2%増)にそれぞれ引き上げている。           ◆ ▽ステラケミファ <4109>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高81.6億円(前年同期比13.5%増)、営業利益8.9億円(同7.4%減)。想定通り、期初から主原料の無水フッ酸価格は大きく上昇したが、半導体・液晶部門の出荷が海外向けを中心に想定を超えて好調に推移。営業利益は減益だったが、これを踏まえ会社側は上期の予想売上高を従来の150億円から166億円(同19.0%増)に、営業利益を12.4億円から22.0億円(同10.8%増)にそれぞれ増額。通期については売上高を305億円から333億円(前期比11.6%増)に、営業利益を33.5億円から47.0億円(同7.5%増)に引き上げている。           ◆ ▽新電元工業 <6844>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高222億円(前年同期比0.3%減)、営業利益23.0億円(同2.2倍)。アジアの二輪車市場が底堅かったことに加え、半導体需要が好調な中で為替相場は想定よりも円安で推移。業績は計画を超過した。これを踏まえ会社側は、上期の予想売上高を従来の426億円から443億円(同1.3%増)に、営業利益を8.0億円から34.0億円(同2.6倍)にそれぞれ増額。通期については売上高を895億円から912億円(前期比0.9%増)に、営業利益を32.0億円から58.0億円(同13.7%増)に引き上げている。   ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <9日の注目銘柄>(1)=住友鉱、ステラケミフ、新電元
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2017-08-08 18:30