<14日の注目銘柄>(1)=富士機製、ホソミクロン、ヨロズなど

▽富士機械製造 <6134>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高284億円(前年同期比22.6%増)、営業利益50.9億円(同53.5%増)。主力の「ロボットソリューション」が旺盛な設備投資需要に支えられ受注が好調に推移。売上高254億円(同27.9%増)、営業利益59.6億円(同77.6%増)となって全体をけん引した。    つれて会社側は上期の予想売上高を従来の500億円から580億円(同36.8%増)に、営業利益を77.0億円から103億円(同2.1倍)にそれぞれ増額。通期については売上高を960億円から1040億円(前期比20.4%増)に、営業利益を135億円から161億円(同64.4%増)に引き上げている。           ◆ ▽ホソカワミクロン <6277>  17年9月期第3四半期累計(16年10月-17年6月)の連結業績は、売上高350億円(前年同期比9.8%増)、営業利益30.3億円(同45.4%増)。食品、化学、鉱産物向けの伸長に加え、磁石、二次電池などの電子材料や医薬向けが安定的に推移したことで主力の「紛体関連事業」が売上高260億円(同11.1%増)、営業利益27.8億円(同72.4%増)となって全体をけん引。通期の予想営業利益(前期比2.5%増の37.5億円)に対する進ちょく率は80.7%に達し、期末の受注残高は266億円(前年同期末比39.2%増)に積み上がっている。           ◆ ▽ヨロズ <7294>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高428億円(前年同期比3.2%増)、営業利益12.8億円(同17.5%増)。セグメント別では、金型・設備売上の増加に加え、主要得意先の新車効果による部品売上の増加などにより、「日本」が売上高141億円(同29.2%増)、営業利益13.3億円(同55.7%増)となって全体をけん引。連結営業利益の上期予想(同36.7%減の16.0億円)に対する進ちょく率は79.9%に達している。           ◆ ▽新家工業 <7305>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高93.5億円(前年同期比11.7%増)、営業利益6.0億円(同2.6倍)。主力の「鋼管関連」は、普通鋼製品、ステンレス鋼製品ともに原材料価格は上昇したが、需給環境は底堅く、市況は好調に推移。セグメント利益は4.9億円(同3.0倍)となって全体をけん引し、連結営業利益の上期予想(同46.4%増の7.7億円)に対する進ちょく率は77.3%に達している。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <14日の注目銘柄>(1)=富士機製、ホソミクロン、ヨロズなど
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2017-08-10 18:45