<15日の注目銘柄>(1)=日工営、セグエ、ラクス、コメ兵など

▽日本工営 <1954>  17年6月期の連結業績は、売上高1013億円(前期比23.8%増)、営業利益54.6億円(同15.7%増)。「電力エンジニアリング事業」は営業利益が26.8億円(同12.0%減)にとどまったが、「コンサルタント国内事業」が営業利益33.0億円(同11.6%増)、「コンサルタント海外事業」が営業利益18.9億円(同63.2%増)となって増収増益を演出した。続く18年6月期は売上高1140億円(12.5%増)、営業利益77.0億円(同40.9%増)と2ケタ増収・大幅増益を計画している。           ◆ ▽セグエグループ <3968>  17年9月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。同時に発表した17年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結業績は、売上高37.4億円(前年同期は連結財務諸表を作成していないため増減比較はない)。営業利益2.9億円(同)で、営業利益の通期予想(前期比39.0%増の3.0億円)に対する進ちょく率は97.0%となっている。           ◆ ▽ラクス <3923>  8年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高14.2億円(前年同期比23.3%増)、営業利益2.9億円(同0.5%増)。クラウド経費精算システム「楽楽精算」や、「メールディーラー」が好調に推移する中、主力の「クラウド事業」は売上高10.3億円(同29.0%増)、営業利益2.7億円(同11.6%増)と順調に拡大。1.1億円の人件費増、オフィス移転の一時費用0.5億円を吸収して連結営業利益は増益を確保し、上期予想(同14.6%減の3.5億円)に対する進ちょく率は83.1%となっている。           ◆ ▽コメ兵 <2780>  18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高98.5億円(前年同期比7.6%増)、営業利益1.7億円(前年同期は0.6億円の赤字)。収益力の回復・強化を目指し、17年2月の大阪梅田への大型店出店に続き、5月に名古屋駅前、新宿東口にも大型店を出店。こうした中、店舗のオープンやセールに伴うWEBやマスメディア等を活用した様々な販売・買取促進施策、在庫コントロール強化による売上高総利益率改善への取り組みが奏功し、営業損益は黒字に浮上した。  これを踏まえ会社側は上期の予想売上高を従来の194億円から199億円(同4.9%増)に、営業利益を0.8億円から2.4億円(前年同期は0.7億円の赤字)にそれぞれ増額。通期については売上高を428億円から433億円(前期比7.9%増)に、営業利益を12.3億円から13.3億円(同59.8%増)に引き上げている。           ◆ ▽リファインバース <6531>  18年6月期は連結売上高26.5億円(前期比15.5%増)、営業利益3.7億円(同31.9%増)と、2ケタ増収・大幅増益を計画。前期は、これまで技術的課題から費用を払って処理委託していたナイロン繊維についてリサイクルのメドが立ち、千葉の富津新工場で量産化の準備に入ったことが利益を圧迫。売上高22.9億円(同8.2%増)、営業利益2.8億円(同5.0%増)と、ほぼ5月に減額した数値で着地したが、過去最高益は更新。今期は同新工場の貢献により営業利益率13.9%と、同1.7ポイント上昇する見通し。           ◆ ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<15日の注目銘柄>(1)=日工営、セグエ、ラクス、コメ兵など
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2017-08-14 17:45