<16日の注目銘柄>(1)=ドンキHD、総医研HD、イオンファンなど

▽ドンキホーテホールディングス <7532>  17年6月期の連結業績は、売上高8288億円(前期比9.1%増)、営業利益462億円(同6.9%増)。主力の「リテール事業」は、節約志向を背景に食品が同13.4%増収、日用雑貨品が同16.7%増収、家電製品が同13.0%増収となって全体をけん引。インバウンド消費も化粧品類や医薬品を中心に需要が伸び、連結営業利益は従来予想を6.9億円超過した。    続く18年6月期は売上高8800億円(同6.2%増)、営業利益480億円(同3.9%増)を計画。また、17年6月期末の配当予想を従来の18円から21円に引き上げ、年間26円配当(前期は22円)としている。           ◆ ▽総医研ホールディングス <2385>  17年6月期の連結業績は、売上高41.5億円(前期比29.1%増)、営業利益2.6億円(同44.8%増)。「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」から生まれた製品である飲料「イミダペプチド」を軸とする「健康補助食品事業」は、現在では主力の飲料のほか、ソフトカプセル、錠剤、スポーツドリンクなど品揃えが拡大。疲労回復のニーズが高い夏場に合わせた広告宣伝活動の積極化も奏功し、売上高19.7億円(同70.1%増)、営業利益2.4億円(同5.6倍)となって全体をけん引した。    続く18年6月期は売上高53億円(同27.8%増)、営業利益4.0億円(同51.3%増)と、連続大幅増収・増益を計画。「健康補助食品事業」のほか「化粧品事業」にも増益を見込み、17年6月に子会社化したNRLファーマの収益貢献を織り込んでいる。           ◆ ▽イオンファンタジー <4343>  7月度の売上高は既存店が前年同月比7.6%増で、全店が同7.1%増。「商品売上」は既存店が同5.1%減、全店が同6.7%減だったが、「遊戯機械売上」は既存店が同10.4%増、全店が同9.3%増と好調に推移した。           ◆ ▽髙島屋 <8233>  7月度の髙島屋および国内百貨店子会社の売上高は前年同月比0.3%増。クリアランスセールが昨年より1日早い6月30日にスタートした影響があったが、好調な免税売上に加え、株高に伴う資産効果などにより高額品売上が伸長し、ほぼ前年並みの売上を確保した。なお免税売上は同43.8%増。           ◆ ▽リンクバル <6046>  上限1.5億円、7万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.17%)の自社株買いを発表。取得期間は17年8月16日-17年12月11日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、および資本効率の向上を図るため。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<16日の注目銘柄>(1)=ドンキHD、総医研HD、イオンファンなど
japan,company
2017-08-15 18:00