<13日の注目銘柄>(1)=神戸物産、ハピネス&D、ラクスなど

▽神戸物産 <3038>  17年10月期第3四半期累計(16年11月-17年7月)の連結業績は、売上高1873億円(前年同期比4.6%増)、営業利益112億円(同35.7%増)。主力の「業務スーパー事業」が、新店効果に加え、NB(ナショナル・ブランド)商品からPB(プライベート・ブランド)商品へ切り替えたことによる利益率の改善等で大幅増益となり、全体をけん引した。会社側は通期の予想営業利益138億円(前期比16.6%増)を据え置いたが、これでは第4四半期(8-10月)の営業利益が計算上26.4億円(前年同期比26.9%減)となり、好調な現状にそぐわない。           ◆ ▽ハピネス・アンド・ディ <3174>  17年8月期の非連結業績予想を上方修正。売上高を従来の188億600万円から191億4400万円(前期比12.4%増)に、営業利益を4億2100万円から5億3000万円(同3.5倍)にそれぞれ引き上げている。同社は上期決算発表の時点で、値ごろ感のある価格帯の商品や人気商品の拡充、既存店舗の改装、ショッピングセンター内の好区画への移転、新規出店の厳選化等により、好調を持続しているとして通期業績予想を増額。その後も売れ筋商品の拡充、売行き好調な時計売場の強化を中心に改装を積極的に進めた結果、 夏季商戦も好調に推移したとして再度増額に進んだ。           ◆ ▽ラクス <3923>  18年3月期8月度の月次売上高は、全社(単体)が4億9700万円(前年同月比26.6%増)と、引き続き20%台の伸びを継続。現在の利益の稼ぎ頭である「メールディーラー」も同18.8%増収と順調。次の利益成長のエンジンと位置付ける「楽楽精算」は、売上高はここ2年で約3倍になっているが、同63.1%増収と、非常に高い伸びが継続している。            ◆ ▽三谷商事 <8066>  新たに自社株買いの枠を設定した。同社は17年4月11日に決議した上限10億円、30万株、取得期間17年4月21日-18年3月24日に基づいて自社株買いを行い、5カ月後の9月11日現在の取得価額が総額8.3億円に達する中、いったん終了。新たに上限7億円、15万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.59%)、取得期間17年9月13日-17年12月22日として自社株買いを実施することとした。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <13日の注目銘柄>(1)=神戸物産、ハピネス&D、ラクスなど
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2017-09-12 17:30