<14日の注目銘柄>(2)=東建コーポ、イーストン、SYSHDなど

▽東建コーポレーション <1766>
18年4月期第1四半期(5-7月)の連結業績は、売上高762億9100万円(前年同期比11.1%増)、営業利益37億5000万円(同34.3%増)。住宅ローン金利の低水準での推移に加え、政府による各種住宅取得支援策により新設住宅着工戸数は底堅く推移。新設貸家着工戸数も同様に堅調な推移となる中、「建設事業」が売上高368億600万円(同17.2%増)、営業利益40億2800万円(同44.7%増)となって全体をけん引した。連結営業利益の上期予想(同5.5%増の74億2400万円)に対する進ちょく率は50.5%となっている。
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▽ルネサスイーストン <9995>
18年3月期上期および通期の連結業績予想を増額。上期は売上高を従来の400億円から402億円(前年同期比7.9%増)に、営業利益を6億2500万円から9億2000万円(同2.1倍)にそれぞれ増額。通期については上期の増額分だけ上乗せし、売上高802億円(前期比3.4%増)、営業利益15億8500万円(同35.7%増)としている。産業分野・自動車分野向けの販売が堅調に推移する中、働き方改革の実施等で経費も当初予想を下回る見込みとなったため。
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▽SYSホールディングス <3988>
18年1月31日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施すると発表。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式数の増加により流動性を高めることで、投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的。同時に発表した17年7月期の連結業績は、売上高38億9900万円(前期比3.9%増)、営業利益2億1700万円(同25.5%増)で、18年7月期は売上高44億1200万円(前期比13.2%増)、営業利益2億1700万円(同0.%増)を計画している。
▽シーアールイー <3458>
上限10億円、60万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.72%)の自社株買いを発表。取得期間は17年9月14日-18年7月31日。同社の17年7月期の連結業績は、売上高404億7500万円(前期比19.6%増)、営業利益51億8800万円(同18.3%増)と好調だったが、18年7月期は売上高315億円(同22.2%減)、営業利益17億円(同67.2%減)と、大幅な減収・減益を計画。今回の自社株買いは、中長期的に一株当たりの企業価値を成長させるためには、割安と考えられる株価水準での自己株式の取得も有効であるとの考えによるもの。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<14日の注目銘柄>(2)=東建コーポ、イーストン、SYSHDなど
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2017-09-13 18:15