日経平均終値は145円高、7&iHDや関連株が強含み
27日の日経平均株価終値は、145円73銭高の1万4622円89銭と続伸。
外国為替市場における円高進行や、対ロシア制裁への警戒感などから、朝方の日経平均は売りが先行。171円安で寄り付き、下げ幅が200円を超える場面もあった。
しかし、後場に入ると先物主導と見られる買いが入り、相場つきが一変。日経平均はプラス転換し、午後2時過ぎには1万4600円台に乗せた。なお、3月期末の配当落ち分は100円超と見られている。
個別では、JR西日本 <9021> の駅構内へのコンビニ出店報道から、セブン&アイ・ホールディングス <3382> が急伸。同報道に関連し、セブン銀行 <8410> やわらべや日洋 <2918> も大幅高となった。
いちよし経済研究所が新規にレーティングを付与したマクニカ <7631> 、4期ぶりの復配を発表したわかもと製薬 <4512> 、新規機能性素材の開発を発表したファーマフーズ <2929> も急伸している。
一方、東京エレクトロン <8035> による株式売り出しが発表された東京エレクトロン デバイス <2760> が急落。今3月期業績予想を下方修正したベリサーブ <3724> 、特別損失を計上する住友精化 <4008> も大きく下げている。
また、今4月期予想を下方修正した菊池製作所 <3444> はストップ安となったほか、ショーワ <7274> やカルソニックカンセイ <7248> など自動車部品株の一角も安い。
業種別では、小売りや精密機器、ガラス・土石、倉庫、電力・ガス株などが堅調。石油・石炭や証券、ノンバンク、保険株などが売られている。(編集担当:片岡利文)
27日の日経平均株価終値は、145円73銭高の1万4622円89銭と続伸。
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2014-03-27 14:45