＜１９日の注目銘柄＞（１）＝旭ダイヤ、ディップ、日鋳造

▽旭ダイヤモンド工業 <6140> 　１８年３月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の２１４億円から２１８億円（前年同期比０．６％減）に、営業利益を１３億円から１７．９億円（同１９．３％増）にそれぞれ増額。通期については売上高を４２０億円から４３６億円（前期比３．８％増）に、営業利益を１６．６億円から２９億円（同９．６％増）に引き上げている。電子・半導体、自動車、機械、建設業界向けなどに関連工具の販売が順調に伸びている様子。配当予想についても上期末を従来の３円から６円に引き上げ、年間１３円配当（前期は１０円）としている。 　　　　　　　　　　◆ ▽ディップ <2379> 　１８年２月期上期の非連結業績予想を上方修正。売上高を従来の１８１億円から１８８億円（前年同期比１７．８％増）に、営業利益を４０．１億円から５０．７億円（同１７．９％増）にそれぞれ引き上げている。バイト求人情報サイト「バイトル」、社員・派遣・パートの求人情報提供サービス「はたらこねっと」を運営するメディア事業で高い求人需要が継続。人材投資および広告宣伝投資負担を吸収し、一転２ケタ増益になったもよう。 　　　　　　　　　　◆ ▽日本鋳造 <5609> 　１８年３月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は、売上高は従来の６０億円（前年同期比３８．９％増）で据え置いたが、営業利益を２億円から３億円（前年同期は０．８億円の赤字）に増額。通期については売上高を１１０億円から１２５億円（前期比３０．１％増）に、営業利益を３．５億円から５億円（前期は３．１億円の赤字）に引き上げている。鋳鋼品は、半導体製造装置向けおよび大型鉱山機械用等の受注が従来予想を上回り、橋梁部品、柱脚等の受注も、東京オリンピック関連需要の本格化等で予想を上回りそうだとしている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）