<20日の注目銘柄>(1)=ツルハHD、ダイセキ、巴工業など

▽ツルハHD <3391>  18年5月期第1四半期(5月16日-8月15日)の連結業績は、売上高1560億円(前年同期比6.0%増)、営業利益108億円(同15.6%増)。高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく食品売場を中心に既存店舗の改装を推進。スクラップ&ビルドで当四半期末の直営店舗数が1765店舗(前期末は1755店)に増加する中、連結営業利益の上期予想(同11.9%増の198億円)に対する進ちょく率は54.3%と順調な推移を見せている。           ◆ ▽ダイセキ <9793>  18年2月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の239億円から249億円(前年同期比8.9%増)に、営業利益を41.2億円から44.6億円(同21.4%増)にそれぞれ増額。通期については上期の増額分だけを上乗せし、売上高498億円(前期比12.7%増)、営業利益87.2億円(同22.5%増)としている。資源価格、外国為替の安定で同社の製造するリサイクル製品価格も安定する中、主力の産業廃棄物処理業でシェアアップが進んだことが主な要因。           ◆ ▽巴工業 <6309>  17年10月期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の404億円から408億円(前期比4.1%増)に、営業利益を17.9億円から21.6億円(同9.6%増)にそれぞれ引き上げている。「機械製造販売」において海外向け大型案件の販売が確実視できるようになったこと、また「化学工業製品販売」において工業材料分野の住宅・建設用途向け材料、および電子材料分野の半導体製造用途向け商材を中心とする販売の伸長が見込まれることが主な要因。           ◆ ▽東和薬品 <4553>  18年3月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の450億円(前年同期比11.1%増)を据え置いたが、営業利益を28億円から50億円(同2.2倍)に引き上げている。研究開発費の費消の遅れがその要因。そのため通期予想の売上高940億円(前期比10.7%増)、営業利益86億(同25.2%増)は据え置いている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <20日の注目銘柄>(1)=ツルハHD、ダイセキ、巴工業など
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2017-09-19 18:15