<21日の注目銘柄>(1)=レオン自機、クスリアオキ、カカクコムなど

▽レオン自動機 <6272>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の130億円から140億円(前年同期比7.9%増)に、営業利益を14.4億円から20.8億円(同10.6%増)にそれぞれ増額。通期については売上高を260億円から269億円(前期比5.6%増)に、営業利益を28.1億円から35.6億円(同11.0%増)に引き上げている。原価率の低い「食品加工機械製造販売事業」が、日本、アジアの好調で当初の売上計画を上回りそうなことが主な要因。           ◆ ▽クスリのアオキホールディングス <3549>   18年5月期第1四半期(5月21日-8月20日)の連結業績は、売上高544億円、営業利益32.8億円。前年同期は連結財務諸表を作成していないため増減比較はないが、完全子会社のクスリのアオキの前年同期との比較では16.8%増収で、8.0%増益。営業利益の上期予想(58.2億円)に対する達成率は56.3%となっている。           ◆ ▽カカクコム <2371>  上限70億円、500万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.3%)の自社株買いを発表。取得期間は17年9月21日-17年11月20日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策遂行、資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図るため。           ◆ ▽FRONTEO <2158>  特許調査・分析システム「KIBIT Patent Explorer」を搭載した製品の導入企業が20社を超えたと発表した。同システムは、見つけたい文書(発明提案書、無効化したい特許資料等)の内容を教師データとして人工知能「KIBIT」に学ばせ、少量の教師データをもとに膨大なデータを解析し、短時間でスコアリング(点数付け)による文書の仕分けができる。提供開始は15年10月で、16年には国内の特許データベースから公開特許広報など文献を検索したり対象データの取得が行える機能や、米国の特許をデータベースに追加。強化に取り組んできた。現在、導入の検討を進めているユーザーも多く、着実な導入数の増加が見込まれるとしている。           ◆ ▽南陽 <7417>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の170億円から174億円(前年同期比13.6%増)に、営業利益を9億円から11億円(同3.5%増)にそれぞれ引き上げ、一転増益見通しとしている。電子部品、半導体、ロボット関連企業の生産活動が高水準で推移する中、生産部品、消耗部品の販売が好調に推移した。           ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF
 <21日の注目銘柄>(1)=レオン自機、クスリアオキ、カカクコムなど
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2017-09-20 17:15