<27日の注目銘柄>(1)=綜研化学、ダイヤ電、出光興産など

▽綜研化学 <4972>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の130億円から135億円(前年同期比10.2%増)に、営業利益を7.5億万円から13億円(同21.3%増)にそれぞれ引き上げている。液晶ディスプレイをはじめとする電子材料関連用途の販売が期初予想を上回る中、原料価格が想定を下回っていることが主な要因。通期予想については修正が必要となった場合、速やかに開示するとしている。           ◆ ▽ダイヤモンド電機 <6895>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は、売上高は従来の304億円から300億万円(前年同期比4.6%増)に減額したが、営業利益を3.5億円から10.7億円(同11.3%増)に増額。通期も売上高は609億円から600億円(前期比3.2%増)に減額したが、営業利益は6.8億円から13.0億円(同43.2%減)に引き上げている。    売上高は概ね想定線だが、中長期成長を見据えた人と技術への投資に関し、投資案件を慎重に査定しているため営業利益が上ブレる見通しとなった。           ◆ ▽出光興産 <5019>  有機EL材料に関し、東レ <3402>と技術提携を進めることに合意したと発表した。今後、お互いが保有する有機EL材料、技術、知見等を活用し、新規材料開発、材料評価で協力していく。さらに、両社の評価設備・生産設備等の保有資産を有効活用し、ディスプレイの性能や耐久性の向上、コストダウンに貢献する材料の提供を目指していくという。           ◆ ▽スズデン <7480>  自己株式50万株(消却前発行済株式総数の3.30%)を消却すると発表。消却予定日は17年9月30日           ◆ ▽ピックルスコーポレーション <2925>  18年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結業績は、売上高194億円(前年同期比2.5%増)、営業利益8.7億円(同1.0%減)。浅漬製品や惣菜製品の好調などで増収は確保したが、第1四半期(3-5月)の原料高騰が響いて微減益で着地。ただ営業利益は従来予想を5800万円超過している。通期の営業利益予想は13.8億円(前期比77.0%増)で据え置き。                     ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <27日の注目銘柄>(1)=綜研化学、ダイヤ電、出光興産など
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2017-09-26 17:45