日経平均は46円安スタート、米国株の下落が重しに
28日の日経平均株価は前日比46円64銭安の1万4576円25銭で寄り付いた。前日の米国株が下落したことが重しになり、日経平均も弱含みで推移している。手掛かり材料難で、朝方の時点では全体的に方向感が乏しい。
個別では、消費者庁から景品表示法違反で再発防止を求める措置命令を受けた大幸薬品 <4574> が売り気配スタート。中京医薬品 <4558> も軟調。14年2月中間期で計画を下回ったヒマラヤ <7514> も下落した。人手不足を背景に約1割の店舗を閉鎖すると発表したワタミ <7522> もさえない。菊池製作所 <3444> への売りも継続している。
半面、14年3月期の配当増額が報じられた一休 <2450> は堅調。自己株式消却を発表したK&Oエナジー <1663> などが上昇した。固定資産譲渡で特別利益を計上するクボテック <7709> も買われている。新型iPhoneの9月発売が伝わり、シャープ <6753> などもしっかり。(編集担当:宮川子平)
28日の日経平均株価は前日比46円64銭安の1万4576円25銭で寄り付いた。
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2014-03-28 09:00