<3日の注目銘柄>(1)=ディスコ、アヲハタ、スズデン、ダイセキ

▽ディスコ <6146>  18年3月期第2四半期(7-9月)の個別売上高(速報値)は356億9000万円で前年同期比25.5%増加。精密加工装置がほぼ計画線で推移する中、消耗品の精密加工ツールは顧客の設備稼働率に比例してダイシングブレード、グラインディングホイール共に伸長し、四半期として過去最高の売上高を記録。これにより、上期の売上高は733億3600万円(前年同期比31.6%増)となって計画を3.7%超過。半期ベースの過去最高を大幅に更新している。なお、連結売上高および個別業績(速報値)の発表は10月25日に、決算業績の発表は11月6日に行う予定。           ◆ ▽アヲハタ <2830>  17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結業績は、売上高167億7500万円(同社は16年11月期より決算日を10月31日から11月30日に変更しており、増減比較はない)、営業利益9億3800万円。ジャム類における「アヲハタ・まるごと果実」シリーズの伸長に伴う販促費の効率運用、産業用加工品類における商品の選択と集中などにより、業績は順調に推移。営業利益の通期予想(10億5000万円)に対する進ちょく率は89.3%に達している。           ◆ ▽スズデン <7480>  18年3月期9月度の個別売上高(速報)は、前年同月比16.0%増の40億9000万円で、4-9月の累計は前年同期比24.0%増の233億5600万円。期初予想の216億円(同14.7%増)を大幅に上回っている。同社はオムロン <6645> の大手代理店で、17年3月期下期以降、半導体・液晶製造装置関連のけん引により好調が継続している。           ◆ ▽ダイセキ <9793>  18年2月期上期の連結業績は、売上高249億1600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益44億6200万円(同21.4%増)。資源価格の安定、為替相場の円安推移で同社の製造するリサイクル製品価格は安定化。主力の産業廃棄物処理業のシェアアップも進み、2ケタ増益を達成した。通期予想については売上高498億4000万円(前期比12.6%増)、営業利益87億2000万円(同22.4%増)を据え置いている。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <3日の注目銘柄>(1)=ディスコ、アヲハタ、スズデン、ダイセキ
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2017-10-02 17:30