<5日の注目銘柄>(1)=良品計画、ウエルシアH、イオン

▽良品計画 <7453>
18年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結業績は、営業収益1829億8800万円(前年同期比13.2%増)、営業利益211億3000万円(同6.9%増)。海外は、「東アジア事業」「欧米事業」「西南アジア・オセアニア事業」とも2ケタ増収ながら、為替環境の違いにより全地域で減益。ただ、「国内事業」が、衣服・雑貨部門における春先からの価格見直し効果、生活雑貨におけるヘルス&ビューティー、ステーショナリー、ハウスウェアなど日用品中心のプロモーションの奏功により、セグメント利益が150億600万円(同37.4%増)となって吸収。連結営業利益は従来予想を3億3000万円超過した。
これを踏まえ、会社側は通期の予想営業収益を従来の3739億円から3778億円(前期比13.4%増)に、営業利益を423億円から426億円(同11.3%増)にそれぞれ引き上げている。
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▽ウエルシアホールディングス <3141>
18年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結業績は、売上高3406億6500万円(前年同期比9.5%増)、営業利益144億6200万円(同24.3%増)。既存店の改装などウエルシアモデルの積極推進による調剤併設店舗の増加、顧客への安心の提供と利便性向上を目的とした24時間営業店舗の拡大等により、既存店売上高が同5.5%増と好調に推移。連結営業利益は従来予想を10億200万円超過した。
これを踏まえ、会社側は通期の予想売上高を従来の6750億円から6920億円(前期比11.0%増)に、営業利益を263億円から269億円(同11.7%増)にそれぞれ増額している。
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▽イオン <8267>
18年2月期の連結業績予想を修正。営業収益は8兆3000億円(前期比1.1%増)で従来予想を据え置いたが、営業利益を1950億円から2000億円(同8.3%増)に引き上げている。粗利益率の改善と経費構造改革の推進等により、第2四半期連結累計(3-8月)におけるGMS(総合スーパー)事業の営業損失が想定以上に縮小したことが主な要因。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<5日の注目銘柄>(1)=良品計画、ウエルシアH、イオン
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2017-10-04 17:45