<6日の注目銘柄>(1)=Vテク、不二越、古野電、キリン堂HD

▽ブイ・テクノロジー <7717>
複数の海外大手ディスプレイメーカーから、ディスプレイ製造装置および検査装置を約140億円で受注したと発表。この受注による18年3月期業績への影響は無く、来期以降の業績に貢献する見通し。なお、フラットパネルディスプレイ製造装置の輸出販売は原則円建てで行われており、為替レートの変動による金額への影響はないとしている。
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▽不二越 <6474>
17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結業績は、売上高1740億円(前年同期比9.9%増)、営業利益118億円(同35.5%増)。「機械工具事業」は自動車分野向けに加え、海外を中心に産業機械分野向けのロボットが大きく伸長し、営業利益は49.3億円(同30.7%増)に増大。「部品事業」も自動車・建設機械分野向けの拡大、産業機械分野向けの回復で営業利益は62.2億円(同47.5%増)と好調に推移。連結営業利益の通期予想(前期比43.6%増の160億円)に対する進ちょく率は73.9%となっている。
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▽古野電気 <6814>
18年2月期上期の連結業績予想を修正。売上高は従来の400億円から395億円(前年同期比5.2%減)に微減額したが、営業利益については8億円から17億円(同28.8%減)に引き上げている。売上高は概ね想定線だが、研究開発投資や設備投資が後ズレしていることがその要因。
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▽キリン堂ホールディングス <3194>
18年2月期上期および通期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高を従来の605億円から636億円(前年同期比10.1%増)に、営業利益を6.5億円から7.7億円(同67.0%増)にそれぞれ増額。通期は売上高を1220億円から1246億円(前期比7.0%増)に、営業利益を15.1億円から15.2億円(同17.1%増)に引き上げている。既存店舗の売場改装、ポイントカードを活用した販売促進、売場におけるヘルス&ビューティケアのソリューションテーマの提案、カウンセリング販売の推進などが奏功した。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<6日の注目銘柄>(1)=Vテク、不二越、古野電、キリン堂HD
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2017-10-05 17:45