ワタミが軟調、労働環境改善のため店舗の1割閉鎖を発表

 ワタミ <7522> が売り先行。午前9時11分に33円安(2.18%安)の1482円まで下落している。  同社は1月17日に発表した「外部有識者による業務改善検討委員会」の調査報告書と提言をもとに、労働環境改善の対応策を27日に発表。店舗閉鎖方針を打ち出したため、業績への影響が懸念された。  全体の店舗数の約1割にあたり60店舗を15年3月期中に閉店し、配置転換などにより人員不足の解消を図るという。店舗数の削減で、約770人の従業員(100人の正社員と時間換算で670人のアルバイト)を近隣の店舗に振り分け、長時間労働などの問題を改善し、人員不足を補っていくという。  また、中期的に評価・報酬体系を改善し、人材育成の強化などにも取り組むと発表している。(編集担当:片岡利文)
ワタミが売り先行。午前9時11分に33円安(2.18%安)の1482円まで下落している。
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2014-03-28 09:30