<11日の注目銘柄>(1)=ローム、ローツェ、ネクステージなど

▽ローム <6963>
18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の1870億円から2000億円(前年同期比16.4%増)に、営業利益を200億円から270億円(同71.0%増)にそれぞれ引き上げている。車載向け、産機向け、ゲーム機向けなどの好調に加え、想定より円安で推移したことが主な要因。通期予想については11月1日の上期決算発表時に開示の予定。
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▽ローツェ <6323>
18年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結業績は、売上高353億4700万円(前年同期比3.8倍)、営業利益33億3400万円(同55.2%増)。韓国子会社におけるガラス基板関連自動化装置の売上が計画より前倒し計上されたことを主因に、売上高は48億3500万円、営業利益は4億3200万円、それぞれ従来予想を超過。つれて、通期予想について売上高を443億1300万円から468億8700万円(前期比89.5%増)に、営業利益を42億2300万円から47億1300万円(同3.1%増)に引き上げている。
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▽マルマエ <6264>
17年8月期の非連結業績は、売上高30億3500万円(前期比35.4%増)、営業利益7億6400万円(同56.5%増)。半導体製造装置関連部品をけん引役に受注高が34億3700万円(同62.1%増)となる中、売上高は大幅に増加し、急拡大する需要に備えた生産設備の増強や積極的な人材採用等によるコスト増を吸収し、営業利益は従来予想を8400万円超過した。続く18年8月期も売上高40億円(前期比31.8%増)、営業利益10億円(同30.7%増)と大幅増収・増益を計画している。
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▽ネクステージ <3186>
17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結業績は、売上高879億5400万円(前年同期比38.6%増)、営業利益25億9800万円(同50.4%増)。17年4月に大型総合店「ネクステージ草津店」をオープンし、車検獲得や買取事業の拡大を図っているが、既存店舗の指定工場化も積極的に進め、車検・修理等の整備収益の獲得にも注力する中、営業利益の通期予想(前期比50.2%増の32億5000万円)に対する進ちょく率は80.0%に達している。同時に17年11月30日を基準日として1株につき3株の株式分割を実施すると発表。
◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
<11日の注目銘柄>(1)=ローム、ローツェ、ネクステージなど
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2017-10-10 18:00