<11日の注目銘柄>(2)=ライク、技研製、MROなど

▽ライク <2462>  17年5月期第1四半期(6-8月)の連結業績は、売上高111億2900万円(前年同期比20.1%増)、営業利益7億5000万円(同2.5倍)。人材の確保が多くの企業の成長における深刻な課題となる中、販売員が不足するモバイル・アパレル等のサービス業界、インターネット販売の普及等に伴い需要が逼迫しているコールセンターや物流業界などを中心に事業の拡大に努める中、主力の「総合人材サービス事業」は売上高53億4200万円(同24.6%増)、営業利益5億2200万円(同22.6%増)と好調に推移。    一方、「子育て支援サービス事業」は認可保育園2カ所の新規開設による費用が発生したものの、補助金の増額等により営業利益は3億4000万円(前年同期は2200万円の赤字)へと大きく改善。連結営業利益の上期予想(同12.3%増の9億円)に対する進ちょく率は83.3%に達している。           ◆ ▽技研製作所 <6289>  17年8月期第の連結業績は、売上高259億6500万円(前期比17.9%増)、営業利益51億2400万円(同24.6%増)。「建設機械事業」は、国内では防災関連の公共工事を中心に需要が伸び、圧入機サイレントパイラーが引き続き好調に推移。「圧入工事事業」は高知県での海岸堤防改良工事等の実績から、大阪府、徳島県などの河川堤防補強等に採用が広がり、「インプラント堤防」の受注が高水準で推移するなど、両輪の貢献により連結営業利益は従来予想を3億2400万円超過した。続く18年8月期も売上高275億円(前期比5.9%増)、営業利益58億円(同13.2%増)と2ケタ増益を見込んでいる。           ◆ ▽MonotaRO <3064>  17年12月期9月度の月次業績(単体の速報値)によると、売上高は前年同月比28.1%増の74億7800万円で、1-9月の累計は613億8500万円(前年同期間比25.8%増)と順調な推移が続いている。           ◆ ▽綿半ホールディングス <3199>  18年3月期9月度のスーパーセンター事業の月次動向によると、売上高は既存店が前年同月比3.2%増で、全店は同26.1%増となった。既存店はEDLP戦略の定着により客数が増加し、食品や日用品などの生活必需品が堅調に推移。また、ミックスマッチ(複数販売による割引)やプライベートブランド商品の大幅な伸長により、ペット用品も好調に推移した。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <11日の注目銘柄>(2)=ライク、技研製、MROなど
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2017-10-10 18:15