<17日の注目銘柄>(1)=M&A、NSW、ダイハツディ、松屋など

▽日本M&Aセンター <2127>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の118億円から135億円(前年同期比31.4%増)に、営業利益を57億円から70.9億円(同26.5%増)にそれぞれ引き上げている。当期におけるM&A仲介の成約が380件(前上期は279件)と想定を上回り、過去最多の案件成約となったため。            ◆ ▽日本システムウエア <9739>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の150億円から159億円(前年同期比10.9%増)に、営業利益を9.2億円から13.2億円(同49.5%増)にそれぞれ引き上げている。デバイス開発事業をはじめとする「プロダクトソリューション」が想定以上に好調に推移する中、生産効率の向上、一部費用の下期ずれ込みもあり、営業利益は大幅に増額された。           ◆ ▽ダイハツディーゼル <6023>  18年3月期上期および通期の連結業績予想を修正。上期は売上高を従来の300億円から295.5億円(前年同期比5.0%増)に引き下げたが、営業利益は4億円から14.5億円(同32.2%増)に増額。通期も売上高は630億円から600億円(同1.8%増)に減額したが、営業利益は25億円から35億円(同0.1%増)に引き上げている。為替レートが想定よりも円安で推移したことがその要因。           ◆ ▽松屋 <8237>  18年2月期9月度の月次売上高は、松屋銀座が前年同月比14.2%増と8月度の同11.0%増から伸び率が拡大。一方、松屋浅草は同4.0%増で3カ月ぶりにプラス転換。両者の合計である「銀座本店」は同13.5%増と好調な推移を見せた。銀座店では、9月初旬に半期に一度のお得意様招待会を開催し、過去18回の中で最高の売上高を記録。また、婦人服・紳士服ともに秋物商材が好調に推移し、免税売上高では引き続きラグジュアリーブランド・化粧品・時計が大きく牽引した。           ◆ ▽髙島屋 <8233>  9月度の髙島屋および国内百貨店子会社の売上高は前年同月比8.3%増。ジャケットやセーターなど秋物衣料に動きが見られたほか、高額品・免税売上が伸長した。店舗別では大阪店が同18.0%増、京都店が同9.8%増、新宿店が同11.0%増と好調に推移。免税売上は同62.5%増と高い伸びが続いている。
 <17日の注目銘柄>(1)=M&A、NSW、ダイハツディ、松屋など
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2017-10-16 17:30