<19日の注目銘柄>(1)=日本新薬、セゾン情報、ロゼッタ

▽日本新薬 <4516>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の475億円から496億円(前年同期比11.5%増)に、営業利益を68億円から92億円(同41.7%増)にそれぞれ引き上げている。前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア」、骨髄異形成症候群治療剤「ビダーザ」、がん疼痛・慢性疼痛治療剤「トラマール」・「ワントラム」、16年11月に発売した肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ」などの貢献で国内医薬品が好調に推移し、売上高は計画を超過。加えて、研究開発費が予想を下回る見通しとなったことで、営業利益は大きく上ブレる見込みとなった。通期予想については現在精査中であり、上期決算発表時(11月6日予定)に開示する予定。           ◆ ▽セゾン情報システムズ <9640>  18年3月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の147億円から151億円(前年同期比4.3%減)に、営業利益を20億円から27.1億円(同60.4%増)にそれぞれ引き上げている。「カードシステム事業」でシステム開発、情報処理サービスが堅調に推移する中、コスト低減による売上総利益の増加に加え、一部第3四半期(10-12月)以降への期ずれを含め販管費が想定を下回る見通しとなった。売上高295億円(前期比4.9%減)、営業利益40億円(同19.3%増)とする通期予想については、一部不確定要素も含まれているとして据え置き。修正が必要と判断した場合には速やかに開示するとしている。           ◆ ▽ロゼッタ <6182>  18年2月期の連結業績予想を修正。売上高を従来の24.2億円から23億円(前期比20.5%減)に、営業利益を3.3億円から0.5億円(同77.9%減)にそれぞれ引き下げている。    10月13日の上期決算発表の直後の先週末に、機械翻訳の開発において飛躍的なブレークスルーが発生したと発表。従来機の翻訳精度は60-80%だが、開発中の最新モデルが医学、化学分野等の英日翻訳で、ほぼ人間に匹敵する95%の精度に到達。精度95%は25年までの到達目標だったが、一気にゴールを目指すべく開発先行投資の大幅増額と販促施策を実施する。 ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。(イメージ写真提供:123RF)
 <19日の注目銘柄>(1)=日本新薬、セゾン情報、ロゼッタ
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2017-10-18 18:15