＜２３日の注目銘柄＞（１）＝エンプラス、やまや、キッコマン

▽エンプラス <6961> 　１８年３月期の連結業績予想を上方修正。上期は売上高が従来予想の１５５億円から１７１億円（前年同期比７．８％増）に、営業利益が１７．０億円から２６．４億円（同２６．５％増）にそれぞれ上ブレて着地。これをを踏まえ、通期の予想売上高を３２０億円から３４０億円（同３．１％増）に、営業利益を４０億円から５０億円（同２０．５％増）に引き上げている。「半導体機器事業」が車載向けを中心に国内外で好調に推移したほか、「エンプラ事業」は主に海外で高付加価値製品の販売が拡大している。 　　　　　　　　　　◆ ▽やまや <9994> 　１８年３月期上期の連結業績予想を上方修正。売上高を従来の８３０億円から８５０億円（前年同期比２．４％増）に、営業利益を２１億円から３１．５億円（同５７．４％増）にそれぞれ引き上げている。６月１日施行の国税庁通達「新取引基準」を前に買い置き需要、仮需が発生し、施行後は一部商品の値上げを余儀なくされたが、ワイン、洋酒など同社が標榜するワールドリカーシステムによる独自調達商品は価格を維持し、大きな反動には至らなかった。また、不採算店の退店も順調に進んだ。 　　　　　　　　　　◆ ▽キッコーマン <2801> 　上限５０億円、１８０万株（自己株式を除く発行済株式総数の０．９３％）の自社株買いを発表。取得期間は１７年１１月６日－１８年１月３１日。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行するため。 　　　　　　　　　　◆ ◎個別株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）